心臓リハビリテーションとは

心臓病の治療は、急性期の医療だけで完結するものではありません。狭心症・心筋梗塞などの再発を防ぎ、長く快適な生活を維持するためには、退院後も「回復期・維持期」のリハビリを継続することが大切です。

しかし、循環器専門医の監視のもとで安心して運動療法を受けられる外来施設は、地域においてまだ非常に限られています。たむら内科・循環器内科では、身近なクリニックでこのプログラムを継続できる環境を整えています。

心臓リハビリテーションの3つの段階

  • 急性期(フェーズ1):入院中に開始するリハビリ
  • 回復期(フェーズ2):退院後3〜6か月の通院リハビリ
  • 維持期(フェーズ3):長期にわたる外来通院リハビリ ← 当院が担います

当院の2つの特徴

  • 医師監視下での安全な運動:循環器専門医が常駐し、患者さんの状態を確認しながら運動療法を実施します。
  • 多職種チームによるサポート:医師・看護師・理学療法士・管理栄養士が連携し、身体機能から食事まで包括的にサポートします。

対象となる疾患

以下のような心臓・血管疾患をお持ちの方が対象です。かかりつけ医からの紹介状がある場合もお気軽にご相談ください。

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 心臓カテーテル治療後
  • 心臓手術後
  • 閉塞性動脈硬化症
  • その他の心臓・循環器疾患

※ 上記以外の疾患でも、まずはお気軽にご相談ください。


治療の流れ(例:慢性心不全の患者さんの場合)

  1. 初回診察・問診:現在の病状・治療歴・生活習慣を詳しく伺い、リハビリ導入が適切かどうかを医師が判断します。
  2. 心肺運動負荷試験(CPX)の実施:運動中の心電図・血圧・呼吸機能を測定し、安全な運動強度を客観的に把握します。
  3. 個別運動処方の作成:CPXの結果をもとに、心拍数の目標・運動種目・時間・強度を個別に設定した「運動処方箋」を作成します。
  4. 外来通院による運動療法の開始:週2〜3回の通院で、医師・スタッフの監視下にて有酸素運動(エルゴメーター・ウォーキング等)を行います。
  5. 定期評価と処方の見直し:定期的に体力測定・検査を行い、運動処方を更新します。必要に応じて食事指導・薬剤指導も組み合わせます。

心臓リハビリ・運動療法の実施時間帯(ダミー情報です)

時間帯
9:15〜11:00
13:30〜16:50

※ 費用・保険適用の詳細はお電話にてお問い合わせください。初回はご予約が必要です。

 

担当医師より

心臓リハビリテーションには、お薬だけでは得られない効果があります。数値の改善に加え、患者さんの表情が明るくなり、積極的に体と向き合おうとする姿勢が育まれていく様子を日々実感しています。

患者さんと医療チームのあいだに信頼関係が生まれ、治療全体によい相乗効果をもたらしています。心肺運動負荷試験(CPX)に基づく科学的な運動処方を軸に、患者さん一人ひとりに最適な運動療法を実践することを大切にしています。


多職種チームによる連携体制

定期的な多職種カンファレンスを通じて患者さんの情報を共有し、それぞれの専門性を活かしたケアを提供しています。

  • 医師(循環器専門医)
  • 看護師
  • 理学療法士
  • 管理栄養士
  • 薬剤師
  • 健康運動指導士

運動療法を補う特殊アプローチ

重症心不全や整形外科的疾患を合併するなど、通常の運動療法が難しい患者さんにも対応できるよう、専門的な治療を取り入れています。

和温療法

遠赤外線サウナで全身をゆっくりと温め、心臓への負荷を軽減しながら末梢の血液循環を促進する治療法です。心身のリラックス効果も高く、重症心不全や難治性の閉塞性動脈硬化症に有効とされています。

電極式骨格筋電気刺激法(B-SES)

特殊な電気刺激により、ベッドに横になったまま下肢の筋肉全体を動かすことができます。エルゴメーターや歩行での運動が難しい患者さんに対し、安全に筋力維持・血流改善を図ることのできる治療法です。


ご相談・お問い合わせ

心臓リハビリテーションについて、まずはお気軽にお電話ください。初回はご予約が必要です。

TEL:000-000-0000(受付時間:診療時間内)